Maharshi

STORY

ハイダラーバード郊外の低所得者の居住地域で下級公務員の息子として育ったリシは上昇志向の塊だった。ヴァイザーグの名門工科大学に入学した彼は、自分とは全くタイプの違う学生ラヴィ、プージャと知り合い、３人は友人となる。さらにリシとプージャは恋仲になるが、優秀な成績での卒業を期に彼らとすっぱりと縁を切りアメリカに旅立つ。わずか数年でアメリカのＩＴ業界でトップにのし上がったリシだったが、とある出来事をきっかけに一時帰国し、ゴーダーヴァリ川中流域の寒村でたったひとりで農民運動をする旧友ラヴィの姿を見て、彼の中で何かが変わる。巨大パイプライン計画の前で消滅しかかっている村と農民を救うためにリシがとった戦略とは。

CAST

マヘーシュ・バーブ　Mahesh Babu

マヘーシュ・バーブ　Mahesh Babu

1975年、タミルナードゥ州マドラス（現チェンナイ）に生まれる。父は1970年代からのテルグ語映画のスーパースターであるガッタマネーニ・クリシュナ。子役を経験した後、1999年に『Rajakumarudu〔王子様〕』（未）で主演ヒーローとしてデビュー。2003年の『Okkadu〔一人の男〕』（未）によってブレイクし、『Pokiri〔ならず者〕』（2007、未）の大ヒットによりテルグ語映画界の若手ヒーローのトップとしての地位を不動のものとする。すらりとした高身長と白皙の肌、そして悠揚迫らざるセリフ回しから「プリンス」の愛称を得ている。現在は『ＲＲＲ』（2021）のＳ・Ｓ・ラージャマウリ監督とのコラボレーションでの次回作撮影開始に向けて準備中

プージャー・ヘグデ　Pooja Hegde

1990年、マハーラーシュトラ州ムンバイで生まれる。ルーツはカルナータカ州沿海部のトゥルナード。ミスコンなどに出場したのちに、タミル語作品『Mugamoodi』（2012、未）で映画デビュー。ヒンディー語映画デビューは古代ファンタジー『Mohenjo Daro』（2016、未）で、その後『サーカス』（2022）にも出演。テルグ語映画では、『アラヴィンダとヴィーラ』（2018）、『ランガスタラム』（2018）、『このようにヴァイクンタプラムに』（2020）、『Radhe Shyam』（2022、未）など。

アッラリ・ナレーシュ Allari Naresh

1982年、タミルナードゥ州マドラス（現チェンナイ）に生まれる。父はテルグ語映画のプロデューサー・監督のＥ・Ｖ・Ｖ・サティヤナーラーヤナ。2002年に『Allari』（未）でデビュー。同作がヒットしたため、以降は「アッラリ」を芸名の一部とする。以降、軽妙なコメディーを基本路線としながらも、ダヌシュのヒット作のリメイク『Nenu』（2004、未）や、フィルムフェア助演男優賞を受賞した『Gamyam』（2008、未）などシリアスな役柄も時おりこなしている。スレンダーな長身を生かしたダンスの名手でもある。

ジャガパティ・バーブ　Jagapathi Babu

1962年、アーンドラ・プラデーシュ州マチリーパトナムで生まれる。父はテルグ語映画のプロデューサー・監督のＶ・Ｂ・ラージェーンドラ・プラサード。『Gaayam』（1993、未）のヒットで頭角を現し、テルグ語映画界でアクションからロマンスまで幅広く活躍する。その後2014年からは悪役をメインとするようになる。日本で上映・配信された出演作は、『リンガー』（2014）、『アラヴィンダとヴィーラ』（2018）、『ランガスタラム』（2018）、「永遠の絆』（2019）、『SALAAR/サラール』（2023）。

プラカーシュ・ラージ　Prakash Raj

1965年、カルナータカ州ベンガルールで生まれる。カンナダ語映画への脇役出演から出発し、タミル語作品『Duet』（1994、未）の悪役演技で注目され、以降は南インド４言語の映画界を股にかけて活躍する。自身の製作会社Duet Moviesを持ち、プロデュースや監督も行う。日本で上映された出演作は、『ザ・デュオ』（1997）、『百発百中』（2004）、『ミルカ』（2013）、『ランガスタラム』（2018）、『K.G.F: Chapter 2』（2022）、『ＰＳ』二部作（2022，2023）ほか多数。